ウイルス性結膜炎(ウイルスせいけつまくえん)
2019.9.27
皆さんも一度は耳にしたことがあるとおもいますが、代表的なものにははやり目(流行性角結膜炎)があります。
原因
アデノウイルスというウイルスが目に入り起こります。はやり目は、非常に感染力が強く学校での感染、院内感染を引き起こしたりする怖い病気です。他にもエンテロウイルス、ヘルペスウイルスなどがあります。
症状
充血、めやに、異物感、涙目などです。受付の際に充血していて、めやにの症状がある場合、当院では念のため他の患者さんと別の椅子でお待ち頂いております。小さなお子様の場合、車でお待ち頂くこともあります。
気分を害される方もいらっしゃるかと思いますが、院内感染予防にご協力ください。
治療
はやり目には、特効薬はありません。そのため治療としては、症状に対して抗生物質の目薬および炎症を抑えるステロイドの目薬を処方します。
感染してしまったら下記のことを気をつけてください。
- 家族とタオルをわける
- 学校は行けません(会社も強制ではありませんが、出来る限り休んでください)
- しっかり手を洗う
- 休息を十分取る
- 人ごみは避ける
- プールは絶対に入らない